耳をすませば月島雫と天沢聖司のその後は?小説家と職人の夢は叶えられる?

「カントリーロード」でお馴染みの映画『耳をすませば』
1995年に公開されてから今日まで幅広い世代に支持されるジブリ屈指の青春映画です。
映画ではヒロイン月島雫と同級生の天沢聖司が付き合って終わります。
気になる二人のその後はどうなるのでしょうか!
夢である小説家とヴァイオリンの職人にはなれたのでしょうか?
今回は2人のその後について深掘りしていきます。
月島雫は小説家になれたのか?
主人公の月島雫は小説家を目指し、
中学3年の受験シーズンに本格的に小説を書き始めます。
映画の中では受験シーズンにも関わらず勉強をせずに小説を書き続ける雫に対して姉の汐(しほ)に現実逃避をしていると説教されます。
しかし雫はそんな意見を気にも留めずに小説を書き続けます。
聖司に置いて行かれたくないという気持ちと、本気で小説家になりたいという気持ちが合わさり今回の言動に至ったのではないでしょうか!
そんな中学時代に小説家を目指す雫ですが、
映画のその後は夢である小説家になれたのでしょうか?
その答えは、
続編の原作漫画にあります
「耳をすませば」に続編があった事を知らなかった方も多いのではないでしょうか
結論から言いますと
雫は高校を卒業したのち、小説家の夢を叶えます。
因みに小説家なった雫のデビュー作は同じジブリ作品である『猫の恩返し』ではないかと言われています。
猫の恩返しがデビュー作であると言われる理由には、「耳をすませば」と「猫の恩返し」の映画が公開された年が関係しているのです。
「耳をすませば」は1995年で雫は15歳の中学三年です。
「猫の恩返し」は7年後の2002年に公開されています。
現実と同じように時間が流れていると考えれば雫は22歳です。
小説家としてデビューしていてもおかしくは無いと思います。
ジブリファンの中でも、
「猫の恩返し」は「耳をすませば」のスピンオフ作品であると言われているのは有名です。
また、「猫の恩返し」には「耳をすませば」で登場した地球屋に置かれている人形のバロンとデブ猫のムーンが登場しています。
映画の中の主人公が書いた作品が、現実世界で7年という時間が経った後に映画として公開されるなんて、ファンにとってはたまらないですね。
天沢聖司はヴァイオリン職人になれる?
中学を卒業したらヴァイオリン職人になるためにイタリアに修行に行くと言っていた天沢聖司
実は原作の漫画ではヴァイオリンの職人にはなっていないのです。
それ以前にヴァイオリン職人になることすら目指していません。
原作の方では聖司は「画家」になる事を目指しています。
原作では恋愛を中心に描かれていますが、
映画の方では恋愛にプラスして夢を追いかけるという設定も重視されています。
「夢」というテーマも強調するため、馴染みのない『ヴァイオリン職人』にしたのでしょうか。
映画の中ではヴァイオリン職人を目指す聖司
そのために高校の進学も断り夢のためにイタリアに修行にも言っています。
やはり原作と映画で夢自体が変わっているので、
映画の中での天沢聖司はヴァイオリン職人になったと私は思います。
まとめ
・原作の漫画では月島雫は小説家になる
・原作では天沢聖司はヴァイオリン職人ではなく画家を目指している
・映画の中ではヴァイオリン職人であってほしい
小説家になった時のように時間が流れていれば、映画公開から24年たっているわけですから雫も聖司も39歳ということになりますね。
二人はどのような生活を送っているのでしょうか気になりますね。
ご視聴ありがとうございました。