擬人化がなぜこんなにも流行ったのか?その理由は?
皆さんは、近年あらゆるものを擬人化させることが流行っていることをご存知でしょうか?
知らない方にとってはどういう事と思うでしょう。
私自身、少し前まで擬人化がこんなにも流行るとは思ってもいませんでした。
なので今回は擬人化について深掘りしていきます。
最近流行りの擬人化とは
擬人化とは言葉の通り人間以外のものを、人物の特徴や性質を与える事です。
この擬人化が今とても流行っているのです。
主にアニメやゲームで多く見られますが、近年鉄道 やお菓子などを擬人化してイメージアップを狙う企業も増えてきました。
もともと擬人化の流行りを作り出した先駆者は2004年の備長炭を擬人化した「びんちょうタン」と言われています。
ゆるキャン△を観て、備長炭は有能だねーって話で思い出してさ…
「そういえば、昔びんちょうタンってアニメなかったっけ?」
『ん?そんなアニメあるの?備長炭を使って何かする?』
「いや違う、炭がキャラだよ」
『え、そんな面白いキャラあるの?』
……えっ、知ってる人いない?
私が古い? pic.twitter.com/8eM9TaEff2— 篠♡山は性癖です。 (@shino_138) 2018年7月24日
冷静に考えてみますと擬人化が流行る前から備長炭を擬人化しようと思うのは、堅気の発想ではないですね笑
またその後2007年にイカを擬人化した『戦略!イカ娘』というアニメをきっかけに日本でブームが始まり鉄道、国旗、お菓子など様々なものが擬人化されるようになりました。
「侵略!?イカ娘 2話」水を飲むイカ娘 素材pic.twitter.com/79F3ShKQQD
— アニメ素材bot (@BotTukareme) 2018年9月3日
なぜこんなにも擬人化が流行ったのか?
一つ目の理由として日本人はものに愛着が湧きやすくキャラクターのようなものを見出す特性があります
なので日常生活でよく使うようなものの擬人化を調べてみますとかなり多くの検索結果が出てきます。
二つ目理由とし日本発祥の文化である『萌え要素』が強い事が挙げられます。
擬人化と言ってもほとんどが萌え要素の強いキャラクターばかりです。
もともと単なるものが萌え要素という付加価値を得る事によってそのものの価値が高まる効果があります。
なので最近電車やお菓子の擬人化を見るようになったのも、擬人化したキャラクターを知ってもらったり好きになってもらう事で企業のイメージアップを測っています。
最近では企業にとどまらず市町村レベルで『萌え町おこし』というのが流行っており、市町村特有の名物などを擬人化して萌えキャラクターを作りイメージを測っているところも多いです。
今後は国や都道府県までも様々なものを擬人化していくのではないでしょうか?
まとめ
昔は今に比べると擬人化や萌えなどに対する偏見を持つ方が多くいましたが、今は擬人化のキャラクターを当たり前のように使うようになりましたね。
時々予想もしていなかったものが擬人化されている事もよく目にするようになりました。
日本は擬人化の技術はかなり高いと思います。
海外の方は擬人化技術を知らない方も多いので、2020年のオリンピックの広められればいいですね。